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ごあいさつ

ごあいさつ
会長 空地 顕一(兵庫県医師会 会長)
会長 空地顕一

 このたび、兵庫県訪問看護ステーション連絡協議会の代表理事・会長に就任しました、兵庫県医師会会長の空地です。会長就任に当たり、ひと言ご挨拶申し上げます。
 今年度は、6月に大阪府北部地震、7月上旬には西日本豪雨災害、そしてその後は地域によっては40度を超える猛暑が続き、あらためて我が国は様々な形の災害が多発する災害大国であることを再認識しました。これらの災害でお亡くなりになられた方々に対しまして心からご冥福をお祈りするとともに、ご遺族や被災された方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 兵庫県医師会は、日本医師会からの医療支援要請のもと、兵庫県看護協会や兵庫県薬剤師会等のご協力を得て、岡山県倉敷市真備町にJMAT兵庫(日本医師会災害時支援チーム)を派遣し、約10日間にわたって全国から集まる日本医師会関係の医療支援チームの統括作業を行いました。このような災害時には、要援護者ご本人の情報はもとより、ご家族、お住まいなどに関する情報の共有と、それに基づく救援・支援体制の構築が必要であり、そのような意味で、一番身近に接している訪問看護ステーションの役割は大変重要であると言えます。各地域の医師会、行政とも連携しながら情報共有、支援体制の整備を行っていかなければなりません。
 また、我が国は世界のどの国も経験したことのない少子超高齢社会、多死社会へと向かっており、将来の人口構成や疾病構造の変化に対応するべく、多職種連携による地域包括ケア体制の整備や在宅医療の推進が叫ばれています。訪問看護ステーションは、その中でも多職種連携の要となる大変重要な役割を果たしており、今後ますますその役割は重要となります。そのような中で、訪問看護ステーションの数的・質的充実や、地域偏在の解決、研修体制の整備などは、地域の医療・介護体制を整備する上で喫緊の課題と言えますし、当協議会の課題としましては、組織率の向上があげられます。また、人生の終末期における医療・介護の提供のあり方や、認知症患者・家族への支援、そして今回のような災害時の対応など、解決すべき課題は山積しています。
 皆様と共に知恵を出し合い、これらの諸課題に対応していきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。